武漢八雲(佛山、順徳「竹馬」系列)2号店開店

佛山、順徳の日本料理店「竹馬」の系列店の武漢の日本料理店「八雲」が来月武漢2号店を同じく漢口の新しい商業街「越秀金融汇」で開店することになった。

佛山・順徳の「竹馬」はもともと大阪出身の日本人が経営していた。そこに湖北省荊州出身の武漢紡織大学で経営学を学んだ現オーナーの向先成氏が”就職”。その1年後同じ紡織大学で会計学を学び卒業した同じ荊州出身の1学年後輩の蘇英氏(向オーナーの奥様)も同じ竹馬に就職した。

その後2016年に日本人オーナーが高齢を理由に向氏に店を譲る。

故郷の湖北省にいずれ店を持ちたいという夫婦の夢をようやく叶えることになったのが2017年12月。屋号は「八雲」となったのは「竹馬」の暖簾分け「珠海竹馬」の分家の「武漢竹馬」が同じ漢口エリアにすでに開店していたから。「八雲」の開店した場所は偶然にも「珠海竹馬」の分店「武漢竹馬」の5軒隣だった。(正式に登録した商標は「八雲神川」)

武漢の常駐日本人駐在員は400人程度と多くなく、日本料理屋の競争が激化し日本人の集まるエリアも「八雲」が出店した新世界ホテル周辺の「新世界エリア」に変化していくと武漢の代表的な日本料理屋の「丸美」「吉乃川」「菊乃井」「King太志」「花蝶」などが次々に撤退していった。

一方「八雲」当時可動壁を開くと武漢エリア最大の50人超が収容可能な個室を装備し、広東省の”厳しい”(色んな意味で)日本人駐在員に鍛え抜かれた味とサービスが武漢の日本人に気に入られ、既に2019年初頭には武漢で日本人人気NO.1の日本料理屋となった。
さらに日本人駐在員などから日系企業のローカル社員経由武漢市民にSNSなどで評判が広まり武漢最大の高級商業モール「ハートランド(恒隆広場)」や「武漢国際広場(武漢広場)」、華中地区最高峰最大級の病院「同済医院」に近いこともあり、週末の夕方には店外で順番を待つ風景が当たり前になる。

そして今年8月、待望の2号店を同じ漢口の新しい商業エリア「越秀金融汇(越秀広場)」に開店することになった。
越秀エリアには商業施設だけでなく新しい高級マンションも建設され、新世界エリアの日本人が住むマンション「汇豪邸」が建設から15年以上経過ということで老朽化が目立ち始めたため越秀エリアに引っ越す日本人が多くなっている。
また2024年にはザ・リッツカールトン武漢が越秀広場に開業するとして武漢で新世界エリアに匹敵する商業ゾーンとして注目されている。

武漢に出張の際は一度新しい「八雲」に立ち寄られてみられることをお勧めする。
八雲2号店:武漢日本料理 飲食店リスト | 武漢日本料理店飲食店リスト (wuhan.jp)

■データ■
店名:八雲神川越秀店
住所:武漢市江漢区精武路26号越秀国際金融汇二期13棟商5-6号鋪  地図③
☎:18064021182(日本語可)
営業時間:平日 11:30-14:00 17:00-22:30
予算:150元/人~
テーブル席複数+個室11部屋あり(各部屋4人、6人、8人、10人、20人)
部屋拡大後最大55人収容可能。 日本語対応可能

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